ほとんどの作業、仕事、勉強には集中が必要ですが、集中したあとは休憩しますよね?
例えば長時間ゲームで遊ぶとき、ゲーム中は疲れを感じなくてもゲームが終わったあとは疲労を感じますよね?
このケースでは眼精疲労や筋肉の硬直による疲労など、さまざまな原因が複合していますが、交感神経が優位になっていることは共通しています。
集中している間は呼吸の回数が少なくなっているなど、交感神経が優位な際の特徴が色々現れますが、限界があり、リラックスしないとぜーぜーしたり目が痛くなったり、頭が痛くなったりしてしまいます。
そのため忘れがちですが集中が必要な作業時間を考える場合、休憩する時間も同時に入れなければなりません。
また必要な集中力やストレスの強さによっても休憩が必要な時間は増減します。この記事では集中力を主題に取り扱っていますが、ストレスによる必要休憩時間の増加は足し算で考えてください。
それも個人の体感によって変わるため、AさんとBさんが同じ作業をしていても、趣向や経験など、様々な要因で必要な休憩時間は変わってきます。
二人共、アドレナリンヤコルチゾル等のホルモンの分泌量が同じはずはないですからね
学習時間、作業時間には合間に休憩をいれることは前提なので、ぶっ続けで作業をしたり、短時間でも負荷が高いことをした場合、後でその分の疲労が来ることは考えておいたほうがいいなと思いました。
しかし集中ができているときは、大抵の場合、「気になるから」「区切りがいいから」「もう少しで終わる」「もっと〇〇をしたい」など、いわゆるゾーン状態なため、集中力を持続させて続けたいと考えるのが通常です。
パフォーマンスが出ているときは後のことも考えることが必要です。
仕事で全力を出す際は例えば家事など、生活するために必要な体力を残して置くことも必要です。
長距離マラソンをした際は長時間休憩が必要ですが、短距離走をした場合でも長時間休む必要があります。
結果を出すために集中力が必要なケースは多いですが、休憩に必要な時間を考えている時点で全力ではないのではないか?とも考えてしまいますが、もとから予測しておくことでパフォーマンスの安定化につながるのではないかと思いました